【あきののろるにっき#20】意外と知られてない!ルーンテラ世界のトリビア【ノクサス編】
こんにちは、あきのです。
ルーンテラ世界のトリビアについて、前回の記事で「ネタが溜まったら他の地域の記事も書くかも」とか言っといて、早速書きたいネタが出てきちゃいました。
というわけでノクサス編、早速いってみましょう!
1.ノクサスのバシリスク
ノクサス軍では、様々な用途に巨大爬虫類のバシリスクを使っています。
主な調達元は、年々版図を伸ばしつつある東シュリーマのジャングル(イシュタルのあたり)。
バシリスクは年を取るごとにどんどん巨大化していくので、その年齢によって役割が異なってきます。
例えば青年期の大きさは乗用獣として丁度良く、騎乗して突撃に。画像はちょうどこのお年頃ですね。
それ以上の年齢になると、今度は巨大すぎてコントロールが効きにくくなってくるため、荷役獣として多くの軍需物資を運んだり、城を破るための破城槌としてその巨体を活かしています。
2.モルデカイザーが作った巨大城 イモータル・バスティオン
ノクサスの中心にそびえるイモータル・バスティオンは、ノクサス帝国が勃興する遥か昔にモルデカイザーが作らせた巨大城です。
ただでさえ大きな城でしたが、モルデカイザーの消滅後(後に復活するのですが……)に何百年にもわたってノクサスが改築したため、現在は当初よりも更に複雑で幾重もの層から構成されています。
ちなみに、市民は一切の立ち入りを禁じられており、破ると死罪。怖すぎる。
なお、イモータル・バスティオンの城下町も、その城と同じく非常に入り組んで複雑。
これは、権力者が暗殺や陰謀等によってころころ変わり、そのたびにどんどん新しい構造物が外周に出来ていったことが原因です。
加えて、町の建物には銃眼があったり普通の家屋も非常に堅固であったりと、(本当にそんなものが今後出てくるかは分かりませんが)ノクサス中心部を侵略する国家にとっては難攻不落のつくりと言えるでしょう。
3.ノクサスの尖兵、ウォーメーソン
ウォーメーソンというのは、道路や橋等の設計・建築ができる二人一組の斥候兼工兵で、スパイのような役割をこなす者もいます。
中には、ピルトーヴァー侵攻のために見習い工のフリをし、夜な夜な街中を歩きまわってあらゆる場所の地図を記憶して帰還した女性ウォーメーソンなんかもいたり。
こういった具合でかなりの特殊技能を求められる役割であるため、中には芸術家肌の人たちも。
例えば、ウォーメーソンに任される重要な役割の一つに「出征した土地へ、ノクサスの征服地であることを示すノクストラ(黒い門)を建てる」ことがあるのですが、芸術家肌のウォーメーソンたちは常に技術のある部下たちを使役し、また熟練の技術者を探し求めています。
また、彼らが調査し集める情報は地図や軍事情報に限らず、その地方の特産品等までもがあてはまります。そういった情報は占領後の執政に活用され、引き続きその特産品を作らせることもありますが、ノクサスの他地域との兼ね合い・効率化の中で、無理やり他の作物等を作らせることもあるのだとか。
4.ノクサスの戦争を支える鉄の産地、アイアンスパイク山脈
ノクサスの北、フレヨルドとの国境付近には、山岳要塞とも呼ばれるアイアンスパイク山脈があります。
元はデルバーホールドという王国が城を築き隆盛を誇っていましたが、ノクサスへ降伏して以降は帝国への主要な鉱物供給地として活躍。豊富な金、そして何よりも良質な鉄がノクサス軍の武器や防具の素材として活用されています。
その質の良さには思わずダリウスもニッコリ。彼が率いるノクサスの最精鋭部隊「トリファリアン・レギオン」の装備は全てここアイアンスパイク山脈の鉄が用いられているとか。
ちなみに、この山脈はアニーが生まれ育った地でもあり、彼女のともだちであるティバーズのモチーフとなった熊で、今や保護動物となっているシャドウベアの棲み処でもありました。
(文:あきのあまき)