あきののろるにっき

League of Legends(LoL)に関するさまざまなことを記事にしていきます。 twitterは@AkinoAmaki_LoL

ピッケムに迷ったらこれ見てね!締め切り直前滑り込み、あきののPick'em予想

こんにちは、久しぶりのブログ更新です。あきのです。

 

さてさて、今回はPick'emの締め切り直前という事で、私のPick'emを晒しつつその予想の根拠をつらつらと列挙しました。

「グループB、どの順番にしようかな~?」とか迷っているあなた。これをコピペしておけば安心です。たとえ燃えてもブランドくらいの熱さのはず。

 

 

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1.グループA

1位:G2 Esports

なんといっても直近のMSI覇者。これ以上に信頼できる情報は無いでしょう。

更に、各レーンとも安定しつつチーズ戦略も隠し持てる程豊富なチャンピオンプールを持つ(TopパイクやBotシンドラ。覚えてますか?)のに加え、今シーズン最強JGの一角であるJankos選手の存在。
加えて、Botレーンでのメイジピックが有力な選択肢となりつつあることも、元MidのPerkz選手を擁するG2にとって非常な追い風です。

2位:Cloud9

地力ではGRFに劣る可能性がありますが、なんといってもC9には名コーチのReaperedがいます。

さてここで、彼がコーチに就任した2016年以降のWCSのグループステージにおける成績を見てみましょう。

2016年:SK Telecom T1、及びLMS(台湾・香港・マカオリーグ)の強豪Flash Wolvesと同組。グループステージ突破。

2017年:SK Telecom T1、及びLPL(中国リーグ)の強豪EDward Gamingと同組。グループステージ突破。

2018年:LPL(中国リーグ)の強豪Royal Never Give Up、及び2017年のWCS覇者Gen.Gと同組。グループステージ突破。

 

Licorice選手のゲームメイク能力やSneaky選手の安定性等、あれこれ語るよりもこの一言の方が良いでしょう。「Reaperedを信じろ」

 

3位:Griffin

地力ではG2にも匹敵しうる力がありますが、LCK(韓国リーグ)内で露呈したTopレーナー2人の使い分けの問題、そして国際戦の経験が皆無に近いこと(Rift Rivalsのみ)が不安材料です。
極め付けは、WCS開幕直前のcvMaxコーチ解任。今年のKZの乱調を引き合いに出すまでもなく、内部統制の混乱はパフォーマンスに悪影響を与える可能性が高く、いくら世界最強クラスのポテンシャルを秘めたチームとはいえ、グループステージ突破のために立ちはだかる障害は多いと言わざるを得ません。

4位:Hong Kong Attitude

プレイインステージでは見事な戦いぶりを見せましたが、このグループのメンツ相手には流石に力不足感があります。

加えて、Chawyコーチのビザトラブルや昨今の香港の情勢がパフォーマンスに影響を与えないかを懸念しています。
MidのM1ssion選手が他チームのMidをいかに抑えるかが、勝利を拾う上でのカギの一つになるでしょう。

 

2.グループB

1位:FunPlus Phoenix

公式から「現状の最強リーグ」のお墨付きを得たLPL(中国リーグ)においての首位突破は当然評価されるべき事項です。
注目はDoinb選手。ライズでライチャスグローリーを積む等独創的なビルドを組んだり、midリヴェン、midポッピー、midケネンピック等の独創的なチャンピオンプールを持っていたり、更に唐突にスマイトをもってJGを回り始める等とにかく独創的な人物で、チームのエース的存在。
こんな感じでとにかくドラフトが読めないチームであり、短期決戦のWCSに向いていると言えます。
更にそれを支えるTian選手のジャングリング、更にはTopのGimGoon選手のガングプランクも見逃せないシーンとなるでしょう。(ちなみにGimGoon選手もポッピーがめちゃ得意)

2位:GAM Esports

2017年に「ベトナムここにあり」を世界に見せつけたJG、Levi選手がついに故郷に凱旋しました(今春まで北米、中国と渡り歩いていました)。
更にワイルドカード地域最強Top候補の一人、Zeros選手を加え、この二人がチームを引っ張っていく形となります。
加えて、Levi選手が戻ってきたことで威力を増したであろうベトナム特有のチーズ(初見殺し)戦略も見逃せないプラス要素です。
但し懸念点も。GAMはTopのダメージシェア率が25%、本来ダメージを出す係のはずのMidとADCが20%近くととにかくTop偏重なチーム。「ブリンクが多いADCがピックされやすい現状のメタに適応した戦いができるか」が課題の一つになるでしょう。

3位:Splyce

今回WCSが開かれているのはヨーロッパ。戦いなれた地元の利があります(プレイインを戦って大分緊張もほぐれたはず)。
普通であればグループステージ突破をしても全くおかしくない実力ではありますが、良くも悪くもEUの優等生(マクロで正統に勝つチーム)であり、FPXとGAMという「不良達」と同チームに入ってしまったのが運の尽き

SPYが私の予想を裏切ってノックアウトステージに上がるか否かは、この「不良達」が荒らしまくるであろう試合にいかにゲーム内で対応できるかに懸かっていると言って良いでしょう。

4位:J Team

LMS(台湾・香港・マカオリーグ)を12-0の無敗で勝ち上がったことは評価されるべきでしょう。
しかし、全員の国際経験があまりに少なすぎる点が致命的です(公式大会で言うと、SupのKoala選手が昨年のWCSに出たのみ)。
ゲームを荒らしにかかろうにも不良達に囲まれ、勝ちを拾えそうな優等生にも地元の利があるという、チーム分けにもツキもない彼らに希望はあるでしょうか?

 

3.グループC

1位:SK Telecom T1

LCK1位の実力は言うまでもなく本物。
今夏のレギュラーシーズンでは11勝7敗と平凡な成績ですが、うち5敗はシーズン最序盤に喫したもので、中盤以降は10勝2敗と上げ調子。
更にはプレイオフで、Round1から優勝した(シーズンを4位で終えたSKTは、Round1→Round2→Round3→Round4と勝ち上がらなければ優勝できなかった)のはLCK史上初という記録も、SKTの復調具合を物語っていると言って良いでしょう。
ブリンクが多いADCが流行っているという現状も、「世界一の生存力」を誇るADC Teddy選手に合っているメタと言えます。
更にFakerの安定性、チーム全体としての素早い修正力、、、正直、現状ではほとんど隙と呼べる隙がありません。 
唯一の懸念点はTopのKhan選手。国際戦では調子を崩す傾向にあり、もし今回もその病を発症した場合、どう乗り切るかが課題になるでしょう。

2位:Royal Never Give Up

Springでは落としていた調子も、Summerではきっちりと取り戻しました。
チームの中心プレイヤー、Uzi選手の調子も悪くありません(腕の調子は悪いようですが)。今夏の成績は32勝15敗ですが、対面とのCS数勝負では38勝9敗と、負けている試合でもきちんとゴールドが集められています。
更にUzi選手を支えるJGのKarsa選手、MidのXiaohu選手も国際経験が豊富で非常に強力。
一方で、不安材料はTopレーンにあります。この1年でTopレーナーがTianci選手、AmazingJ選手、ZZ1tai選手、Langx選手と4人(LPL以外の大会を除く)起用されており、安定感に欠けています。

加えて国際経験も薄いLangx選手がいかに国内と同様のパフォーマンスを発揮できるかが、RNGの浮沈の一端を担っています。

3位:Fnatic

MSI優勝の実績を持つG2相手に、LEC(ヨーロッパリーグ)のプレイオフで2度も2勝3敗の成績を付けた実力は評価されるべきでしょう。
加えてTop Bwipo選手、JG Broxah選手、Mid Rekkles選手、Sup Hylissang選手は昨年からずっと同じチームに所属しており、連携も抜群。
更に時差の影響がない地元開催も強みになります。
更にさらに、Mid Nemesis選手の得意チャンプのツイステッド・フェイトがピック候補になったのも非常に良い流れです。
「これだけ褒めちぎっておいて何故3位なの???」と言われるかもしれませんが、最大の懸念はNemesis選手の国際経験が少ない(大きなものではRRのみ)ことです。
特にRNG相手はBotレーンでの勝負が全てのカギを握っていますが、Xiaohu選手より先にBotへ寄ることが出来るか。RNGはそれを防ぐドラフトをするでしょう。難しいと言わざるを得ません。

4位:Clutch Gaming

TopのHuni選手は非常に強力な選手ですが、逆に言えばCGの強みはTopに集中しており、比較的対策が取りやすい相手と言えます。
加えてプレイインで勝ち星をこぼす等、安定感に欠ける印象もあり、強豪集うグループCを勝ち抜くには「もう一手」が不足しています。

4.グループD

1位:Team Liquid

直近の世界大会でiGを破り、準優勝したことを評価しています。そこからメンバーも変わっていません。(7月にアナリストは1名離脱しましたが)
全員が国際経験豊かなメンバーで固められており、また全員の実力も十二分です。
加えてダメージシェア率30%を超える中心メンバー、ADC Doublelift選手の得意チャンプであるザヤが有力なピック候補であることも追い風と言えるでしょう。
これまで幾度もWCSのグループステージに挑み、ことごとく涙を呑んできたDoublelift選手。ついに呪いを打ち破れるでしょうか。

2位:DAMWON Gaming

実力でいえばTLとも全く遜色ありません。DWGの方が上だとすら考えています。
国際経験が無いのが弱みの一つでしたが、その経験値も先週までのプレイインステージで獲得。
懸念点は、チームのダメージがあまりにNuguriに依存しすぎている点。Topレーナーのチームダメージシェア率30%はグループステージ出場チームの中で圧倒的な1位です(「お願いHuni!」のCGでさえ28%)。それでもキャリーしちゃうのがNuguri選手ではありますが。。。
加えて、ADC Nuclear選手の調子も心配です。プレイインの前半はあまりにも精彩を欠いていたこともあり、グループステージでのパフォーマンスに注目せざるを得ません。

3位:Invictus Gaming

昨年はWCS優勝も、今年のMSIでTLに負けたのがきっかけか、今夏は大きく調子を落とし9勝6敗の6位。それでも熾烈なWCS出場のチケット争奪戦を勝ち抜いたのはさすがですが、昨年程の圧倒的パワーを維持しているとはいいがたいでしょう。
更に、JGが昨年優勝時のNing選手ではなく今年8月にアカデミーチームから昇格させたLeyan選手である点。国際経験が皆無で、Mid Rookie選手との連携がきちんと機能するか不安です。
ブリンクを持つチャンプが得意なADC JackeyLove選手にとって現在のメタは追い風ですが、彼はジャングルに湧いたウルフを狩る代わりに自陣のネクサスを差し出した前科持ちなので、(いろんな意味で)油断できません。

www.youtube.com

4位:ahq e-Sports Club

さすがに可哀想です。グループDに入れられたのは不憫としか言いようがありません。皆さん、ahqの健やかな門出にお祈りを……