【あきののろるにっき #1】今からでも間に合うLJL観戦。全チーム・全スターター選手紹介!
2月8日(土)午後1時から始まるLJL 2020 Spring Split。
日本代表(DetonatioN FocusMe)がプレイインステージで涙を飲むも、史上初めてメジャーリージョン*1の一つであるヨーロッパのチームに勝利し、歓喜に湧いたWorldsから早くも3ヶ月が経過しました。
LJL2020開幕寸前のこのタイミングでようやく全チームのスターター選手の情報が集まった*2という事で、スターター登録されている全選手40人について、
- これまで歩んできた経歴の紹介
- 知っておくと試合がもっと楽しめる豆知識
- これだけは見ておきたい名プレイ
をまとめました!
それでは、早速始めていきましょう!
- 1.DetonatioN FocusMe(昨季優勝 17勝4敗 Twitter:@teamDFM)
- 2.V3 Esports(昨季2位 14勝7敗 Twitter:@V3EsportsJP )
- 3.Crest Gaming Act(昨季3位 17勝4敗 Twitter:@crest_gaming )
- 4.Burning Core(昨季4位 11勝10敗 Twitter:@burning_core)
- 5.Sengoku Gaming(昨季6位 7勝14敗 Twitter:@Sengoku_Gaming )
- 6.Rascal Jester(昨季7位 4勝17敗 Twitter:@RascalJester)
- 7.AXIZ(昨季8位 3勝18敗 Twitter:@AXIZ_gg)
- 8.FUKUOKA SoftBank HAWKS gaming(今季初出場 Twitter:@esports_hawks)
- 9.おわりに
1.DetonatioN FocusMe(昨季優勝 17勝4敗 Twitter:@teamDFM)
Top:Evi
紹介
元々はタンクチャンピオンが得意だったが、カミールやランブルといったファイターを使い始めた2017年に才能が爆発。現時点でのKRサーバ*3における日本人最高到達順位記録保持者(筆者が確認できたタイミングで35位)。満場一致でLJL史上最強のTopレーナー。
豆知識
ポケットピック*4としてタム・ケンチを持っている(エビ・ケンチと呼ばれる)。
また、えびンモTVというYoutubeチャンネルでTopレーンの解説動画をアップロードしたり、毎年オフシーズンにチャレンジャー・マスター以上限定カスタム(通称:チャレカス)を主催する等、LoLコミュニティへの貢献も欠かさないナイスガイ。
名プレイ
メジャーリージョンから1勝をもぎ取る原動力となった、Evi選手のナーによるソロキル!
JG:Steal
紹介
韓国人選手。LCK(韓国リーグ)の超名門、KT Rolsterに練習生として所属したり、LEC(ヨーロッパリーグ)の2部で経験を積んだ後、2017年 Summer SplitにLJLデビュー。
オールマイティな技術を持つが、特に視界を取って大局的な戦略を組み立てることが得意。
豆知識
特に得意としているのは、ノクターンやシン・ジャオ等、相手に飛び込んでいくスタイルのチャンプ。
日本語が非常に流暢。Evi選手をよくいじる。殴られていないにも関わらず「Eviくんなぐらないで」と発言することで一部の界隈では有名。
名プレイ
多分世界で唯一、三角飛びができるノクターン。
Mid:Ceros
紹介
LJL創立時代からプレイしている最古参プレイヤーの一人。通称Midの皇帝。チャンピオンプール(使用できるチャンピオンの数)が異様に広く、Midレーンでノクターン、イラオイ、エイトロックス、モルガナなど多くのチャンピオンを使いこなす。
豆知識
得意チャンプはジグスとハイマーディンガー。
2019年度まででジグスを29ゲーム、ハイマーディンガーを28ゲームプレイしており、国際戦を含めても勝率は共に70%オーバーで、「Ceros専用機」と化している。
プレイ環境を整えるために、モニター位置等を定規で測ることで有名。
あと、「缶コーヒーは丁寧なキスをしてから飲む男」として有名。
名プレイ
国際大会において、あらゆるスキルを避けて4人相手に2キルを取りタワーまで守るプレイ!
ADC:Yutapon
紹介
Cerosと同じくLJL最古参の一人。通称「若き天才」。ADCにもかかわらずメイジやファイター(特にモルデカイザーやブラッドミア)の扱いも得意で、チャンピオンプールが非常に広い。2018年までは大学のある愛知から通っていたが、卒業と同時にゲーミングハウス*5へ入った。
豆知識
元々は大学卒業後、就職して兼業選手としてやっていくつもりだったが、Worlds2018で中国の強豪EDward Gamingになすすべなく敗北したことで奮起、内定を辞退して専業となった経緯がある。(詳細はWELLPLAYED JOURNAL様の記事を参照)
ちなみに、昔Topレーナーを務めていたことがある。その際も国内大会の決勝戦まで上りつめており、複数のレーンでトップクラスの実力を誇る稀有な選手。
名プレイ
エズリアルを縦横無尽にブリンクさせてのペンタキル!
Sup:Gaeng
紹介
韓国人選手。LCK(韓国リーグ)の1部リーグに籍を置くAfreeca Freecsの練習生や国内の他チームを経て、DetonatioN FocusMeへ所属。
ラカンのような「仕掛ける」チャンピオンからブラウムのような「味方を守る」チャンピオンまで幅広くこなす、昨季のLJLにおいて最強を誇ったSup。
豆知識
目立つチャンピオンが好き。Supportをやっていて楽しいのは、レーンで自ら仕掛けてADCが相手を仕留めたとき。
あと、弟がそっくりでめっちゃかわいい。
名プレイ
ノーチラスにQを当て、発動したUltにEで放り込む。
その後、突進してくるヘカリムとノーチラスのUltから味方のアッシュを守るためにWを発動し、直後にUltの大ダメージを狙うケネンのフラッシュイン先を予想してEで弾き、逃げ帰ろうとするところをQでキャッチ!
2.V3 Esports(昨季2位 14勝7敗 Twitter:@V3EsportsJP )
Top:Paz
紹介
LJL最古参の一人。複数のチームで国際大会出場の経験がある実力者。
有利な対面の際にレーンを支配するのはもちろん、それ以上に不利な対面を迎えた際の耐えるレーンの作り方が非常に巧い。
豆知識
昔JGとして出場していた時期がある。
あと、試合中はとても声を出す(是非オフライン観戦で確認しよう)。めちゃくちゃムードメーカー。
名プレイ
決勝戦の最終ゲームで1 vs 2を捌くエコー!
JG:Bugi(海外チームのFlash Wolvesから移籍)
紹介
韓国人選手。2017年にLJL CS*6でデビューすると、その後LMS*7に移籍し、古豪Flash Wolvesの正ジャングラーを務める等の活躍を収める。今季から再来日し、V3 Esportsのジャングラーとして登録されている。
豆知識
かつてはIvyという名前で出場していたが、LMSへの移籍を機に現在の名前(Bugi)に改名した。
好きな料理はジャージャー麺。
名プレイ
不可視の特性を生かした、イブリンの10割コンボ!
Mid:Ace
紹介
アマチュア大会準優勝の実績を手にLJL CS*8へ出場、2019年Spring SplitからV3 EsportsのMidレーナーとして1部デビューを飾った。
豆知識
Sub Midとして、DetonatioN FocusMeに所属していた時期がある(但し出場履歴は無し)
名プレイ
自陣最奥、1v5を捌ききってネクサスを死守するアウトプレイ!*9
ADC:Archer(今季より初デビュー)
紹介
今季からプロとしてデビューする韓国人選手。
豆知識
日本語は現在練習中。
ゲーミングハウスでは2人部屋に住んでおり・・・?
Sup:Raina(Sengoku Gamingから移籍)
紹介
2019年にLJLデビュー。アリスターやスレッシュ、パイクといった仕掛けるチャンプが非常に得意。
キャリアは浅いながらも、KRサーバでもグランドマスターまで上り詰めた実績のあるまごうことなき実力者。
豆知識
過去にもらった差し入れではビーフジャーキーが特に嬉しかった。
今季は、アンケートを取った結果、髪の毛の一部を緑に染めての出場。
名プレイ
ライズのフラッシュ先を完っ璧に読んだブラウムのUlt!
3.Crest Gaming Act(昨季3位 17勝4敗 Twitter:@crest_gaming )
Top:Nap
紹介
以前はLJLCSのチームに所属し、チームを1部に引き上げては脱退していたため、「LJLへの昇格請負人」という称号を持っていた。が、2018年にはついに逃げ切れず(?)Crest Gaming Actにて1部デビュー。デビューシーズンこそ成績は振るわなかったものの、2019年はチームを春に2位、夏に3位まで引き上げる等、確かな実力を持つ。
豆知識
大のグラブル好き。試合終了直後に楽屋でやっていることも。
あと、複数のチームメイトの証言によると「全然練習しないくせにうまい」。
ポケットピックとしてオラフを持っている。どれくらいうまいかというと、↓の名プレイを見てください。
名プレイ
Nap The Solo Kill King!
JG:Yoshi(Subから昇格)
紹介
Scouting Grounds*10で見いだされ、CGAに所属した若きジャングラー。
公式戦の出場は昨年度の1試合に留まるが、キンドレッドを使った相手のゾーニング等、光るものが見えた。
豆知識
先輩にあたるhachamecha選手に触発されたのか、ややビッグマウスな面も見られる(?)
名プレイ
キンドレッドの生存能力を生かした、ギリギリまでダメージを出し切る好プレイ!
Mid:Aria(昨季まではLunaという選手名で登録)
紹介
韓国人選手。2019 Springでプロデビューしたにもかかわらず、常に安定したハイパフォーマンスを出し続ける名選手。
豆知識
プロチームを紹介する韓国のエージェンシー経由でCrest Gaming Actに入ったという珍しい経緯の持ち主。
互いの両親も認めるほど、外見がRascal JesterのArt選手とすごく似ている。*11
なんなら、公式も間違えたことがある。
識別のため、2019 Springシーズン中は「前髪に分け目が無い方」担当だった(途中までだけど)。
名プレイ
キヤナを使ってダイアナの体力をきっちりゼロまでもっていき、比類なき才能を証明していく!
ADC:Gango(海外チームのKT Rolsterから移籍)
紹介
かつては世界大会優勝チームのSamsung Whiteに所属し、2018年にはUnsold Stuff Gaming*12に所属していた彼。
翌2019年には世界的な超名門チームであるKT Rolsterのスターターの座を勝ち取り、活躍した。
今季からはUSGのBotレーナーとなり、CGAというチーム全体がGango選手を中心の一つとして動くことは間違いないだろう。
豆知識
得意チャンプはドレイヴン。
名プレイ
完璧なダメージ計算によるカイ=サのUltからのエース獲得!
Sup:Grendel
紹介
2016年にLJL CSデビューを果たした古株だが、1部デビューは遅咲きの2019 Spring。
昨季の途中でSubに回り、ハウスマネージャー業務に専念していたが、2020年からはカムバック。おかえりなさい!
豆知識
かつて相棒であったADCのArt選手(韓国人選手)が日本語に不慣れな時期にインタビューで(意見を受け入れてくれると言いたくて)「Grendelはよく従ってくれる」と発言したことから、あだ名が「忠犬」に。一時期、ソロQのサモナーネームが「ArtDog」だった。
名プレイ
味方ADCを守るために、スレッシュで完璧なQ、W、Eを見せる!
4.Burning Core(昨季4位 11勝10敗 Twitter:@burning_core)
Top:RayFarky
紹介
昨季からLJLデビューを飾った選手。
プロとしてのスターター経歴は浅いものの、ファイターを使った強気なダメージトレードから有利を取っていく姿勢はハートの強さを感じさせる。
豆知識
昨季はエイトロックスで大活躍を見せたが、実はポケットピックにダリウスを持っている。Ultでのキルラインの見極めが神懸かり。
名プレイ
エイトロックスで集団戦の全てをひっくり返す!
JG:Once
紹介
韓国人選手。PENTAGRAM*13にて2018年のSpring SplitにLJLデビュー。それまではHong Kong Attitude*14に所属する等、他地域で活躍していた。
デビューしたシーズンからLJL優勝、翌Splitも3位に導くなど、実力は確か。
豆知識
アカメが斬るが好き。その影響で、以前はツイッターでゲーム開始前に(対戦相手等に向けて)「ほうむる。」と書いていた。
名プレイ
レベル2差あるにもかかわらず、完全にキルラインが見えていたリヴェン!
Mid:Roki
紹介
著名なアマチュア大会での優勝等の実績を引っ提げ、Rampage*15にて2016年Spring Splitにプロデビュー。その後も優勝1回、準優勝1回の経歴を持ち、有力な日本人MidレーナーとしてLJLで活躍し続けている。
豆知識
得意チャンプはルブラン。デビューシーズンである2016 Spring Splitには、DetonatioN FocusMeのCeros選手を二度ソロキルする衝撃のデビューを飾った。
あと、2016年のクリスマスイブに彼女とディズニーシーでデートし、その際にアップした画像から、シーの当該場所が通称ロキポジ(Roki's Position)として界隈で親しまれている。
名プレイ
世界の名プレイランキングにも選ばれたルブランのスーパープレイ!
ADC:Yuhi
紹介
2018年にSunsisterReUnion*16でLJL CSに出場。
プロデビューは昨年からのルーキーに近い選手だが、デッドせずにダメージを出し続けるのがとにかく巧く、ブリンクを持たないチャンピオンでもギリギリの攻防戦を繰り広げる技術が持ち味。
豆知識
2019年Summer SplitでADCキンドレッドをピックしたことがある。しかも勝っている。
名プレイ
CCに捕まりながらも可能な限りダメージを出して1対1交換までもっていくカイ=サ!
Sup:Proud(海外チームのAfreeca Freecsから移籍 )
紹介
世界でも有数の韓国強豪チーム、Afreeca Freecsの選手としてLCKの出場経験もあるベテランSup。
地元の韓国だけでなく、中国に移籍した実績もある。
豆知識
好きなチャンピオンはユーミ。
ちなみに、同じく韓国人選手であるジャングラーのOnce選手とはチーム所属前から大親友の仲。
名プレイ
ゾーイがUltで飛んできたところを見逃さず、味方を経由してきっちりノックアップを入れに行くラカン!
5.Sengoku Gaming(昨季6位 7勝14敗 Twitter:@Sengoku_Gaming )
Top:apaMEN(Unsold Stuff Gamingから移籍)
紹介
LJLの中でも最古参の一人。レーン戦が非常に安定している選手として知られていたが、昨季のSpringは安定どころかほとんどの対面に常に有利を付ける形で勝ちまくっていた。
誰もが認める有力Topレーナーだが、昨季はSummer Split開催直前に身内の不幸があり、欠場。今年は昨季出場できなかった分の鬱憤を晴らしてもらいたい。
豆知識
名言「バフないねんけど」。元ネタを知らない方は、是非下ふたつの動画をご覧ください。
なお、2016年の写真ではファイティングポーズを決めていたが、このポーズ、実はあんまり好きじゃなかった模様。
名プレイ
エイトロックスを使って、ペンタキルを取った上にバロンまでスティール!
JG:Blank
紹介
韓国人選手。はっきり言って、今季もLJLに出場してくれる望みは薄いと思っていた。
心から言わせてほしい。ありがとう、Sengoku Gaming。
元SK Telecom T1*17所属。名実ともにLJL史上最強のJG。彼の紹介については、あれこれ書くよりも実績を列挙した方がよっぽど説得力を持つ。
・LCK(韓国リーグ) 2016 Spring Split 優勝
・MSI(世界大会)2016 優勝
・WCS(世界大会)2016 優勝
・LCK(韓国リーグ) 2017 Spring 優勝
・MSI(世界大会)2017 優勝
・LCK(韓国リーグ) 2017 Summer 準優勝
・WCS (世界大会)2017 準優勝
豆知識
ありえないほど緻密な精度でのアグロコントロール(自身にダメージを集めて味方を助けつつ、ギリギリで生き残る)技術を持つ。例えばこれ↓。
LCK(韓国リーグ)及びその後の国際大会を通算して、自身が出場したゲームで20連勝した記録を持つ。尊敬する選手はBengi(Blank選手と共にSK Telecom T1に所属していたジャングラー)。
あと、カラオケがうまい。日本語もだいぶうまい。
名プレイ
一人打ち上げるのはアマチュア。二人打ち上げればプロ。三人打ち上げればBlankだ!
Mid:Pirean(海外チームのSK Gamingから移籍)
紹介
色々と紹介の仕方はあるが、敢えてこう言おう。「Fakerと共にSKTのMidを務めた男」。
異様なまでのチャンピオンプールの広さ(タリヤ、リサンドラ、ライズ、ビクター、オリアナ、カルマ、ルル等、アジール、コーキ、ルブラン……その他数えきれず)を武器に、これまでLCS(北米)、LCK(韓国)、LEC(ヨーロッパ)と渡り歩いてきた強さは本物。
加えて、先程紹介したジャングラーのBlank選手ともSKTにおいて16ゲームを共闘しており、LoLというゲームにおいて非常に重要なポイントであるJG - Mid間のコミュニケーションに全く問題はないと思われる。
豆知識
SKT退団するとき、3回も引きとめられて契約更新を勧められた実力者。
コカコーラとペプシなら断然コカコーラ派。
ロッテリアとマクドナルドなら絶対マクドナルド派
ピザはパイナップルの載ったのが好き。
好きなアイドルはTWICE。
名プレイ
敵のスカーナーがフラッシュインUltを発動した瞬間にTP起動、1v3の状況下で相手をゾーニングしていくスウェイン!
ADC:Yutorimoyashi(V3 Esportsから移籍)
紹介
LJL最古参の一人。複数回の国内大会優勝を経験している確かな実力者。2019 Spring Splitを最後に引退を発表していたが、その後撤回。Burning CoreからV3 Esportsに移籍し、カムバックを果たした。
豆知識
過去にはTopを担当していた時期がある。
名前が非常に長いので、使用文字制限の都合上、チーム名が2文字のときはYutorimoyashi、3文字の時はYutorimoyasiと使い分けている。
今季のSengoku Gamingは略称が「SG」なので、Yutorimoyashiで行くようだ。
学生時代のあだ名は「のぐ」。
名プレイ
トゥルーショットバラージでスティールだYutorimoyashi!
Sup:Enty(Unsold Stuff Gamingから移籍)
紹介
年齢は若いものの、Unsold Stuff Gamingにおいて古株選手としてSupを務め続けた古参。LoLを初めてすぐにNA(北米)サーバでチャレンジャーに到達する等、早熟型の天才。スレッシュ・パイクといったフック系チャンプが非常に得意。
豆知識
韓国語が堪能で、LCK(韓国リーグ)へ留学し、Afreeca Freecsのハウスを訪問したことがある。
Supで謎のレンガーピック(しかもリデンプション積み)をし、何故か勝ったことがある。
名プレイ
パイクを使った二連フック!
6.Rascal Jester(昨季7位 4勝17敗 Twitter:@RascalJester)
Top:cogcog
紹介
LJL最古参の一人。公式戦デビューをRascal Jesterで飾り、その後さまざまなチームを渡り歩いてきた彼が、昨年ついに故郷へ凱旋した。
幅広い役割をこなす、万能型の選手。
豆知識
師匠はSengoku GamingのapaMEN選手で、Topのいろはを教わった。彼が「師匠を超えたんじゃないか」等とビッグマウスを吹くと、apaMEN選手も2019年 SpringのMVP表彰で「(cogcogは俺に対する)リスペクトが足りてない」とやり返す等、師弟の仲は健在のよう。
今季意識する選手は勿論apaMEN選手。
名プレイ
絶対に避けられないフックショット+フラッシュで相手のトリスターナを捕まえ、Ultの無敵時間でセジュアニのUltを避け、相手のバックラインを破壊しつくすカミール!
JG:hachamecha(Creast Gaming Actから移籍)
紹介
Crest Gaming(現在はCrest Gaming Actにリネーム)を率いて2017年のアマチュア大会を優勝。その勢いで2017年 Spring SplitにLJL CSに出場するも、昇格戦の壁に阻まれ続けた苦労人。
挑戦し続けた気概が2018年Summer Splitについに実を結び、1部へ昇格した。
豆知識
過去は言動が問題視され、とにかくよく燃えた(ソロQでロールを譲ってもらうのに「jgが俺よりうまいならご自由にどうぞ」と発言したりする等)。
しかしそんな過去も今は昔。2019年12月31日に入籍を果たし、たまーにのろけを発言するまでに。
名プレイ
範囲の狭いWにもかかわらず、3人同時にノックバックを入れていくタリヤ!
Mid:Ninja
紹介
2014年に海外でプロデビューした歴戦のプレイヤー。
LPL(中国リーグ)では超名門のTeam WE、LCS(北米リーグ)では1部チームのTeam EnVyUs*18の正Midレーナーを務めた経験を持つ、間違いない実力者。
豆知識
ジェイスという、およそ集団戦に向かないチャンピオンでペンタキルを取ったことのある珍しい選手。
名プレイ
豆知識にも書いた、ジェイスでの華麗な1v2の捌き!
ADC:Art(Crest Gaming Actから移籍)
紹介
韓国人選手。Aria選手と同時期の2019 SpringにLJLデビュー。それまではLMSの2部チーム、Team Afroに所属し、1部に引き上げた実績あり。
豆知識
フィリピン留学していた経験がある(なので日常会話レベルの英語ができる)。
外見がAria選手とすごく似ている。識別のため、2019 Springシーズン中は「前髪に分け目がある方」担当(でも途中からAriaも分け始めた)。
名プレイ
相手の無理な突出を絶対に見逃さない、華麗なカイ=サのダメージディール!
Sup:viviD(V3 Esportsから移籍)
紹介
韓国人選手。2016年にDetonatioN FocusMeでLJLデビュー。ブラウム等のタンキーチャンプを使わせればおそらくLJLでナンバーワン。
長らくのLJLでの活躍からInterregional Movement Policyレジデント(通称: IMP レジデント)認定を受けており、所謂「出場選手外国人は2人まで」の制約を受けない稀有な選手。(現時点で認定を受けているのはTussle選手とviviD選手のみ)
豆知識
昔はEternalと名乗っていた。笑顔が死ぬほどかわいい(筆者調べ)
名プレイ
国際戦、勝負を決定づけるブラウムの4マンノックアップ!
7.AXIZ(昨季8位 3勝18敗 Twitter:@AXIZ_gg)
Top:uinyan
紹介
2019年Spring SplitにAXIZでデビューしたルーキー。
ケネンをピックした際の見事なエンゲージ*19を見せる等、今シーズンでのさらなる成長が期待される。
豆知識
東京大学出身。2年終了段階で休学中。
オフライン会場では、ファンボからの野太い「ういにゃん!ういにゃん!」コールが聞こえることがある。
Topレーナーにもかかわらずモルデカイザーが得意で、学生リーグで暴れた。(動画をご覧ください)
名プレイ
Gariaru選手のライズと息を合わせ、ファーストブラッドを取っていくエイトロックス!(……と、ういにゃんコール)
JG:Hoglet(フリーエージェントから新規所属)
紹介
韓国人選手。APK Prince、Ever8 Winners、GC Busan Rising Star等のLCK 2部チームを渡り歩いた後、2019年のSpringは単身LLA*20に挑戦。半年の休養を経て、今季からはAXIZに所属し、LJLを戦うこととなった。
豆知識
LCKの伝説的ADCの一人、PraY選手にちょっと似ている……気がする?
名プレイ
Topガンクを察知してギリギリで少数戦に参加し、無理やりファーストブラッド&ダブルキルをもぎ取っていくレク=サイ!
Mid:Gariaru
紹介
Unsold Stuff GamingのSub Midとして2017年のSpring Splitに1部デビュー。
2018年 Spring Splitにスターターを勝ち取ると、Summer SplitにおいてUnsold Stuff Gamingを初の決勝戦進出に導く(対DetonatioN FocusMe。結果は1-3で敗退)。その時の敗北の涙は印象的。
2019年Spring SplitからAXIZに移籍。スターターとして活躍中。
豆知識
過去にFateという名前でロスター登録していた時期がある。その名の通り、ツイステッドフェイトが好き。
名プレイ
コーキの甘い立ち位置を見逃さず、きっちり10割削り切っていくサイラス!
ADC:Hide(フリーエージェントから新規所属)
紹介
韓国人選手。かつては中国の超名門EDward Gamingに所属(試合出場無し)したり、LCK 2部のWinnersで1部昇格を賭け戦っていたことも。
豆知識
現在はADCだが、WinnersではSupを務めていた。(ラカン、アリスター、タム・ケンチを使用)
そのときのみ現在と選手名が違い、Latinaと名乗っていた。
Sup:Corporal(海外チームのDire Cubsから移籍)
紹介
オーストラリアと日本の2つの国籍を持っていると思われる(公式の発表待ち)。かつてはLJLの代表チームとライバル関係にある(と筆者が勝手に思っている)OPL*21のDire Wolvesに所属していた。但し、LJLチームとの対戦経験は無し。
2019年はOPLの下部リーグ、OCSに所属するDire Cubsに所属し、チームを優勝に導きつつ、OPL所属の姉妹チームDire Wolvesでもスターターを務める等、八面六臂の活躍を見せた。
豆知識
お母さんがLOL・esportsガチ勢。
息子がLJLに所属したことで、今後はLJLも応援してくれるとか。
名プレイ
うまくタワー下に誘い込み、Lv1のBotレーン2vs2でブラウムをキル!
8.FUKUOKA SoftBank HAWKS gaming(今季初出場 Twitter:@esports_hawks)
Top:Dasher(Midから転向 Unsold Stuff Gamingから移籍)
紹介
2019年LJLデビュー。それまではLCK(韓国リーグ)2部のES Sharksで活躍。チームからも、コミュニケーション、判断力、個人技どれをとっても非常な信頼を置かれており、USGでは彼を中心としたゲームが組まれていた。
豆知識
ライズが得意で、ターゲットバン*22される回数が非常に多い。
名プレイ
ユーミとたった2人で4人の中に飛び込み、キルを回収して戻ってくるトリスターナ!
JG:Tussle(Unsold Stuff Gamingから移籍)
紹介
韓国人。LJL韓国人選手の中では最も古株の一人で、チームのリーダーを担うこともしばしば。
長らくのLJLでの活躍からInterregional Movement Policyレジデント(通称: IMP レジデント)認定を受けており、所謂「出場選手外国人は2人まで」の制約を受けない稀有な選手。(現時点で認定を受けているのはTussle選手とviviD選手のみ)
2016年まではリー・シン等のいわゆる「一人でゲームを動かすチャンプ」を好んだが、国際大会の経験を得て、2017年からはセジュアニ等のタンクチャンプやアイバーン等も使えるようになり、一気に選手としての幅が広がった。
精神的には脆くも強くもあり、すぐへこんですぐ復活する。
豆知識
既婚者プロゲーマー(妻の愛希さんと息子の希龍くんが家族)。
昔は良いプレイをした後に「This is Tussle!」と叫ぶのが口癖だった。
あと、バロンスティール*23がめちゃくちゃ得意で、スティールされるのもめちゃくちゃ得意。
名プレイ
ザックを使ったぶっとびスライムから乾坤一擲、バロンスティール!
Mid:Ramune(DetonatioN FocusMeから移籍)
紹介
昨季はDetonatioN FocusMeのSub選手登録であったが、かつては別チームのスターターとしてLJL優勝、国際戦の経験もある日本有数の実力派選手。
Crest Gaming Actのhachamecha選手と共にアマチュア大会で優勝、Rampage*24でデビューした。
豆知識
デビュー戦において使用したオリアナのUlt(ショックウェーブ)があまりにも当たらなかったせいで「Ramuneった(オリアナのUltが相手に当たらないの意)」というネタを持っている、一方で、そんな散々なデビューの末に成長したことから「主人公」という称号も。
名プレイ
アジールを使った見事なシュリーマシャッフル!
ADC:Honey(今季より初デビュー)
紹介
韓国人選手。今季より初デビューで殆ど前情報が無いが、公式サイトには「結果を出す事が全てです。良い成績が出ことができるように沢山努力します。」と意気込みが書かれており、活躍が期待される。
Pooh:(Subから昇格 Unsold Stuff Gamingから移籍)
紹介
かつてはLJL CSにおいて昇格を賭けて争っていたが、芽が出ず。
しかし、Scouting Grounds*25で見いだされ、昨季はSummer SplitからUnsold Stuff GamingのSubとして所属。
今季よりついにLJLデビューを果たした。
豆知識
現在は「Pooh」となんだかかわいい響きの選手名だが、LJL CSの頃は「HellRoad」という、ちょっとイケてる(?)感じの名前を使用していた時期も。。。
名プレイ
Wの丸呑みとイグゾーストを的確に使用し、キャリーを助けるタム・ケンチ!
9.おわりに
全スターター選手の紹介、楽しんでいただけましたか?
海外から鳴り物入りで入った実力派やScouting Grounds上がりのルーキー等、様々なバックグラウンドを持つ選手が今季もたくさん新加入し、私自身はとっても楽しみながら記事を書くことができました!
これを読んでくださっているあなたが、好きな選手の欄だけでもいいからじっくり読んでもらえていたら、更にハッピーです。
それでは、LJLが開始するまであと3日。一緒にワクワクしながら待ちましょうー!
*1:世界でも強豪と呼ばれる中国、韓国、ヨーロッパ、北米リーグのこと
*2:DetonatioN FocusMeについてはチームからの正式発表が無いものの、選手の個人配信においてロスター変更が無い旨が言及されていたため、変更無しと判断した。
*3:韓国に置かれているサーバのこと。毎年、世界大会の時期になると各国のプロプレイヤーたちが修行に来るほどにレベルが高いサーバとして有名
*4:「一般にはピックされないが、その人が使うと強い」チャンピオンの事
*5:チームメイトと共に入る寄宿舎のこと。一般に、選手達は共に寝泊まりし、机を並べて練習し、顔を突き合わせて練習のフィードバックを行う。
*6:かつて存在した、LJLの2部リーグのこと
*7:かつて存在した、台湾・香港・マカオリーグのこと。現在は東南アジア地域と合併し、PCS(Pacific Championship Series)として運営されている
*8:かつて存在した、LJLの2部リーグのこと
*9:めちゃくちゃ巧いプレイのこと。
*10:昨年から始まった、国内の有力プレイヤーを発掘する公式イベント
*11:昨季までは同じチームに所属していました。
*12:2019年までLJLに参画していたプロゲーミングチーム
*13:過去に存在したLJLのチーム
*15:過去に存在したLJLのチーム
*16:解散済のチーム
*17:これまで9回開催された、当年の世界最強チームを決めるWorld Championshipにおいて歴代最多の3回優勝を誇る、自他共に認める超名門チーム
*18:解散済の海外チーム
*19:集団戦を起こすきっかけづくり
*22:特定の選手があまりに得意で、使用されると負けてしまうためバンすること
*23:相手が取ろうとしているバロンを横取りすること
*24:過去に存在したLJLのチーム
*25:昨年から始まった、国内の有力プレイヤーを発掘する公式イベント