あきののろるにっき

League of Legends(LoL)に関するさまざまなことを記事にしていきます。 twitterは@AkinoAmaki_LoL

【あきののろるにっき#23】「好きなものを「推す」だけ。」を読んだ話。

こんにちは、LJLがスーパーウィークで少し寂しいあきのです。

最近は、LCKでDRXの試合を見ては妻に「やっぱDeftなんだよなあ」とひたすら言って呆れられています。

え?「世界で一番LoLが上手いアルパカ」のネタを知らない?是非こちらからどうぞ。

それにしても、長年にわたって世界指折りのADCとして名を馳せ続けているDeft選手が、実は最初のトライアウトではSupportとして受けていたというのはちょっと意外な事実。

 

 

さて、今回はちょっとLoLと関係無いお話。

最近読んだ本で、久しぶりにビビッと来たものがありました。

その名も「好きなものを「推す」だけ。」

 

 

 

著者はJiniさん。

ゲーマー日日新聞の発行人で、文字通り古今東西の様々な(ありとあらゆる、といった方が近しいかもしれないくらい!)たくさんのゲームに関するレビュー記事を書いていらっしゃる方です。

note.com

 

ちなみに、Jiniさんの最近のおススメの記事(無料で読めるもの限定)はこれ。

note.com

 

さて、今回は、この「好きなものを「推す」だけ。」を是非皆さんにも読んでほしくて、紹介する記事を書くことにしました。

 

  

1.「好きなものを「推す」だけ。」の概要

著者のJiniさんは、「好きなものを「推す」だけ。」(以下「本書」といいます)の中で、「何かを、誰かを本気で好きになれるのは、才能だ」と言っています。

「好き」を表現するのに、「尊い」という表現を使うのもアリでしょう。短い言葉にこそ宿る魂もあります。

でも、その「好き」をもっと具体的に表現できて、そしてそれを他人と「共感」できるなら、それに勝る喜びは無いでしょう。

本書はそんな「共感」を呼び込むための手段として「推し」を勧め、「推す」にあたっての心構えや具体的な文章のテクニックを紹介してくれています。

  

2.何故この本に関する記事を書こうと思ったのか

LoLを推す文を書くのにとても役立ったからです。

今年の2月から本格的にこのブログを始動して、この記事で23個目なわけですが……

普段の仕事で事務文書を書くことが多い影響か、硬めの文章になりがちというのを自覚していました。

解説記事なんかはそっちの方が内容が整理しやすく読みやすいのでOKなのですが、本当に「好きっ!」って感じの文章を書くには物足りなかった。

そこで、この本に書いてあることを試してみました。

実は、それが前回の記事です。

 

akinoamaki-lol.hatenablog.com

 

意識して普段と文体を変え、私自身の感情も表現したことで結構反応があり、少し手ごたえも掴めました。

 

3.布教のための概要説明

(1)時代は「一方通行」ではなく「共有」

本書ではまず、「ネットの普及」「スマホの普及」そして「SNSの普及」により、これまで大企業による一方通行のコミュニケーションであったマーケティング活動等が、双方向で「推し」の魅力を知ってもらう「共有」の時代が来ている事について、任天堂やワークマンの事例を引き合いに紹介されています。

(2)推すための工夫

そのうえで、個人が何か・誰かを推すにあたっては、「アツく、冷静に」「複雑に、わかりやすく」「好きだからこそ、忖度なく」推しの魅力を伝えることが大切だと説きます。

特に私に刺さったのは、「感動の表現とは、理性的な行動というよりもむしろ本能的な行動だ」という点。どこかの兄貴風に言うとすれば、「推したいと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」というくらい、スピード感を持って感情を表現することが大切なのだと感じました。

(3)他にもこんな事が書いてある

是非本書を直接読んでいただきたいのでこれ以上の詳述は控えますが、他にも

  1. 推すということを4つのプロセスに分ける
  2. それぞれのプロセスにおいて留意すべきことの列挙。
  3. 推すにあたっての心構え:3つ
  4. 推し文を書くにあたって、「アツく、冷静に」「複雑に、わかりやすく」「好きだからこそ、忖度なく」を実現できるテクニック:18種類

 

が書かれている等、何かを表現したい人(特に、私の様にどうしても硬めの文章になりがちな人や、言葉選びがいつも同じものになりがちな人)には本当におススメしたい一冊です。

興味が少しでも出た方は、是非Jiniさんのnoteからamazonのページへ飛び、購入してみてください……!

note.com

 

(文:あきのあまき)