【あきののろるにっき #9】LJLの試合が無くて退屈?じゃあLCK観ようぜ!
こんにちは、新年度を新たな気持ちで迎えたあきのです。
世間は新型コロナウイルスの話題ばかりで気が滅入ってしまいますが、esportsのオンライン観戦が、自宅待機という「薬」の一つになるといいなと思っています。
ところで、LJLはプレイオフがいったん落ち着き、次回は5月3日(日)までと約1ヶ月の期間が空くことになり、今週末は暇してませんか?
そんな方は是非この記事を見て、お隣の国、韓国のLCKを観戦しましょうー。
1.LCKってどんな特徴がある地域?
一言で言うと、ローリスクミドルリターンを志向する地域です。
ワード等による視界からの情報を重視し、とにかくリスクを減らしたうえでの行動を取ることで、シーズン3からシーズン7までWCSを5連覇(しかも、優勝・準優勝の合計10チームのうち8チームがLCK所属)と猛威を振るいました。
他地域の実力が向上したこと、及びシーズン8の途中でトラッカーナイフ(通称:緑スマイト。ワードを置くことができるジャングルアイテム)が削除されワード数が減少しゲームの不確定要素が増加したこと等から、ここ2シーズンは世界大会優勝から遠ざかっていますが、未だ人気・実力ともにトップクラスの地域として君臨しています。
2.何故LCK?最近はLPL(中国)やLEC(EU)の方が強くない?
確かにMSIやWCSといった世界大会での成績こそ近年LPLやLECの後塵を拝していますが、未だ世界での地位はトップクラスで、決して弱い地域ではありません。
加えて、以下の理由から、特に海外の地域を初めて観る場合はLCKをおすすめしています。
(1)日本語配信がある
これが一番大きな理由。
LPLやLECは基本的に他言語での視聴となる一方、LCKだけは唯一公式で日本語の配信が行われています。(今シーズンはシーズン途中の3月4日(水)より日本語配信が開始)
日本語配信はTwitchのLCK_Japanで観戦することができます。
(2)実況解説陣の顔ぶれがとても多彩
LJLの実況解説は
- eyes&revolペア
- Jaeger&rikurutoペア
- katsudion&大天使Lillebeltペア
の3組ですが、LCKの解説も負けず劣らず多彩なメンバーが揃っています。
今シーズンの実績だけでも
- eyes&iSeNNペア
- abara&revolペア
- abara&iSeNNペア
- Kazuha&revolペア
- Kazuha&Raizinペア
- Kazuha&syaruruペア
- Zousenpai&Raizinペア
- Zousenpai&iSeNNペア
の8組で行われており、全てのペアで色が違ってとても楽しい実況解説となっていますよ!
(3)LJLと親和性があり、観戦しやすい
viviD選手、Tussle選手をはじめとする古参の韓国人選手が多く所属していることからもわかる通り、LJLは当初からLCKを参考にして成長してきました。
その意味でLCKはLJLの延長線上にある地域であり、他地域に比べて親和性があることから、比較的観戦しやすい地域と言えるでしょう。
3.スケジュールは?
月曜日・火曜日を除く週5日開催です。ほとんど毎日観戦できるよ!
新型コロナウイルスの影響で一時中断したこともあり、日程はぎゅっと詰まっていますね。
4.注目選手は?
全チームから挙げるといっぱいになってしまうので、今回は半分の4チームから1人ずつおすすめ選手を。
(1)Afreeca Freecs:Mystic選手(Bot)
2015年~2019年まで長らくLPL(中国)の名門、Team WEで活躍していたBotレーナー。同地域で通算1500キル以上を獲得しているベテラン選手。
ケイトリンが好きで、今シーズンに入ってのピック4回は全地域トップ。
妻と子がおり、LCK初の「お父さんプレイヤー」として今シーズンも頑張っています。
(新型コロナウイルスによる中断からの再開以降、チーム全体とうまく合わず勝ちきれないことが続いており、4月3日(金)からはサブのSS選手と交代してしまったのが残念……)
【参考動画:シュリーマシャッフルに対して神速のサッシュフラッシュを決めるケイトリンに注目】
(2)DragonX:Keria選手(Support)
今シーズンからLCKデビューした新人Support。
DRXに長らく訓練生として所属してきた、同チームの秘蔵っ子。
僅か17歳にして、若々しいミクロと老獪なマクロを併せ持つ。
【参考動画:IQ200のボリベア。是非リプレイまで見てほしい。】
(3)Gen.G:Rascal選手(Top)
LCKデビュー当時こそ地域特有の重量級Topレーナー達に洗礼を受けていたものの、現在ではLCK最強Topレーナーの一角を担っている選手。
2017年にLJLのRascal Jesterに所属し、当時は(映画「君の名は」の主人公の名前から)Takiと名乗っていたが、2018年のLCKデビューからは、同チームの名を借り選手名をRascalとした。
【参考動画:画面右上。クレッドの壁を乗り越え、ミスフォーチュンを狩るアカリ】
(4)Hanwha Life:CuVee選手(Top)
WCSの優勝経験もあるベテラン選手。SSGナーは彼のWCS優勝記念スキン。
DFMのEvi選手の憧れで、同選手曰く「雰囲気も性格もチャンピオンプールも顔も好き」。
【参考動画:1レベル上のカミール相手+カーサスのUlt込みでも1v1を制するガングプランク】
5.おわりに
いかがだったでしょうか。
この記事を機に、LCK_Japanを観ていただき、LJLとまた違った面白さが少しでも伝わればこの記事を書いた甲斐があるってものです。
本日は15時からDWG vs T1戦です。是非観戦をお願いしますー!
(文:あきのあまき)